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新型インフルエンザ・重症化のサイン 

#重症化のサインを見極めるポイントは
「季節性インフルエンザとは違う」。新型インフルエンザの重症例を診た医師は口を合わせる。
国内では、小児を中心に発症早期から呼吸不全を呈する重症例が多いことが分かってきた。
これまでの知見から、重症化のサインを見極めるポイントをまとめた。

大部分の患者が軽症で回復する新型インフルエンザ。
ただし、感染拡大とともに、国内でも重症例が増えている。9月22日までに新型インフルエンザに感染し、入院した患者は1107例。若年者を中心に感染が広がり、入院例の約70%を14歳以下の小児が占めている。これらの重症例のうち、小児を中心に確認されているのが呼吸不全だ。
中には、急性呼吸窮迫症候群(ARDS)の症例も報告されている。

#発熱早期の呼吸不全が多発
通常、季節性インフルエンザに伴う呼吸不全は、高齢者や基礎疾患を持つ患者が発症する2次性の細菌性肺炎か、細菌性肺炎とウイルス性肺炎の混合性の肺炎が多い。
特に細菌性肺炎は、発熱後、数日たってから発症する。

一方、国内での新型インフルエンザによる呼吸不全の症例は、早期に発症したという報告が多い(次ページ症例参照)。小児を中心に20症例以上が入院した国立国際医療センター(東京都新宿区)特別疾病征圧班医長の泉信有氏は、「発熱翌日に急変するなど、進行が早い」と呼吸不全の特徴を分析する。

呼吸不全で患児1例に人工呼吸器を装着した中頭病院(沖縄県沖縄市)院長の宮里善次氏は、「人工呼吸器装着には至らなかった例でも、早い場合は1日目に肺炎の症状が出現し、さらに2〜3日目に前触れなく速いスピードで重症化した。季節性インフルエンザでは見られないパターンだ」と話す。

これまでのところ、こういった呼吸不全の多くはウイルス性肺炎によるものとみられている。
東大医科研ウイルス感染分野教授の河岡義裕氏は季節性と新型のウイルスをサルの鼻や気管内に感染させて比較。
季節性インフルエンザウイルスに比べて新型インフルエンザウイルスの方が、肺全体で高度に増殖していた。

「ウイルス性肺炎の特徴として、痰が出ない、胸部X線写真では肺野全体に広がるすりガラス状や網状の陰影、気管支に沿った陰影などが挙げられる」と獨協医大呼吸器・アレルギー内科教授の石井芳樹氏は話す。
白血球数が下がるのもウイルス性肺炎の特徴だが、「細菌性肺炎でも重症化すると白血球数が下がることがあるため、白血球数はあくまで1つの目安にすぎない」(石井氏)。

#酸素飽和度の測定が不可欠
また中矢代氏は、「酸素吸入をしてもなかなかチアノーゼが改善しない重度の低酸素血症の小児が多い」と指摘する。
呼吸不全や低酸素血症は、喘息の既往がある小児だけでなく、健常小児にも認められている。
重症例の治療に当たった医師は「すべての患者で酸素飽和度を測定することが不可欠だ」と口をそろえる。
呼吸不全や低酸素血症がみられる患者は、人工呼吸管理や酸素吸入が可能な病院への搬送が必要だ。

もちろん感染が拡大すれば、状況が変わることも考えられる。
菅谷氏は「米国などではウイルス性肺炎と2次性の細菌性肺炎を合併した症例が増えており、注意が必要だ」と話しており、臨床現場では、ウイルス性肺炎ばかりでなく細菌性肺炎も念頭においた診療が求められる。

#脳症や心筋炎にも注意が必要
脳症や心筋炎にも注意が必要だ。
一般的に脳症はインフルエンザに初めて感染する1〜3歳の低年齢層で多く見られる。
ただし、新型インフルエンザに対してはほとんどの人が免疫を持っていないため、脳症の発症頻度が高まったり、小学生や成人でも脳症が起き、発症の平均年齢が上がるのではないかとの指摘もある。
9月22日までに国内では、26例の脳症が報告され、9月22日に脳症による初の死亡例が確認された。

岡山大大学院小児医科学教授の森島恒雄氏は脳症の発症者数について、「定点当たりの患者数が3〜4の時点にしては多いと思う」と述べた上で、「意識レベルの低下や痙攣重積、意味不明な言動、目線が合わないなど、いつもと違う症状が見られたら注意が必要だ」と話す。

「ごく稀ではあるが、インフルエンザの合併症である心筋炎にも注意が必要だ」とするのは、中矢代氏だ。これまでに国内では南部医療センターを含め、少なくとも2例の小児が新型インフルエンザに伴う心筋炎を発症した。新型インフルエンザによる心筋炎の発症頻度は高くないものの、「呼吸が苦しい、低体温、脱力など様子がおかしい、手足が冷たいなどの症状が出たら、心筋炎を疑うべき」と中矢代氏。

 秋以降の本格流行期、重症例が増えるのは間違いない。
しかし、今のところハイリスク群以外でどのような患者が重症化しやすいか特定することは不可能だ。
そのため中矢代氏は、「軽症の患者でも『大丈夫です』と帰すのではなく、重症化する可能性を踏まえ『いつもと違う症状が見られたらすぐに受診してください』と伝えるべきだ」と注意を促す。
http://medical.nikkeibp.co.jp/leaf/mem/pub/report/t061/200910/512639.html
出典 日経メディカル 2009. 10. 12
版権 日経BP社

<番外編>
#新型インフルエンザA/H1N1
健常者へのタミフル予防内服で有害事象も
疲労のほか、下痢、傾眠、腹痛、嘔気などを訴え

オセルタミビル(製品名タミフル)を予防内服した健常者には、疲労や下痢、嘔気などの有害事象を訴える人が多い——。
10月11日、日本予防医学リスクマネージメント学会が開催したシンポジウム「医療機関のための新型インフルエンザ対策」で神戸市立医療センター中央市民病院呼吸器内科・感染症科医長の林三千雄氏が、同病院で行われた調査の結果を明らかにした。

1日も内服しなかった28人を除く215人のうち、何らかの有害事象があったと回答した人は82人いた。
最も多かったのは30人近くが訴えた疲労で、そのほか、下痢、嘔気、傾眠、腹痛、食欲不振、嗜眠、頭痛、不眠症、発熱などが見られた。
中には、内服中止後、比較的早期に症状が消失した人もいたが、内服を継続して症状が消失したという人もいたため、これらの症状がオセルタミビルの内服によるものかどうかははっきりしていない。
ただし、オセルタミビルを予防内服した際の有害事象について、これだけの規模で行われた調査はこれまでほとんどないため、今後の参考になりそうだ。
http://medical.nikkeibp.co.jp/leaf/mem/pub/hotnews/int/200910/512676.html
出典 日経メディカル2009. 10. 13
版権 日経BP社




明日より

井蛙内科開業医/診療録(4)
http://wellfrog4.exblog.jp/

へ引っ越しします。
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by wellfrog3 | 2009-10-15 00:32 | 感染症

ワクチンと新型インフルエンザ罹患

#「ワクチンを打てば新型インフルエンザにかからない」は誤解
東京都が先月実施したアンケート調査によると、ワクチンに関する気がかりな点として、42%もの人が「ワクチンを接種しても新型インフルエンザにかかるのではないか」を挙げていた。
厚生労働省をはじめ専門家らは繰り返し、ワクチンの効果は100%ではないことも説明してきた。が、まだ不十分なようだ。

ワクチンの効果については、季節性インフルエンザの場合について、以下のような効果が示されている。

まず、健常者のインフルエンザの発病割合を70〜90%減少させる効果がある。
たとえば、ワクチン接種者100人とワクチン非接種者100人を比べたとき、ワクチン非接種者100人のうち5人が発病したとすると、ワクチンを打った100人では0.5人から1.5人に発病者を抑えることが期待できるわけだ。
ただし、「100%減少させるわけではない」ことには留意すべきだ。「ワクチンを打ちさえすれば良い」というのではなく、様々な対策の一環としてワクチン接種があることを忘れてはならない。

ではなぜワクチン接種なのか。
その主目的は、重症例や死亡例の発生を限りなく抑えることにある。

季節性インフルエンザワクチンの場合だが、高齢者では、ワクチン接種により一般高齢者の肺炎あるいはインフルエンザによる入院を30〜70%減少させる。
老人施設の入所者のインフルエンザによる死亡を80%減少させるというデータもある。
小児では、1〜6歳の場合で、発熱が20〜30%減少するという効果が確認されている。

これらの出典は、Morbidity and Mortality Weekly Report(MMWR)2007 vol 56,CDC。
小児については、日本小児科学会の「乳幼児(6歳未満)に対するインフルエンザワクチン接種について‐日本小児科学会見解‐」(2004年10月31日)が根拠となっている。

インフルエンザワクチンの目的は、感染防止あるいは流行阻止ではない。
あくまでも重症化あるいは死亡の防止なのである。
同時に、死亡者や重症者の発生をできる限り減らすために、必要な医療を確保することもワクチン接種の目的になっている。
医療従事者らが優先接種で上位となっているのは、このためである。

出典 日経メディカル別冊 2009. 10. 13
版権 日経BP社
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by wellfrog3 | 2009-10-14 00:26 | 感染症

新型インフルエンザ 実地医家の備え

新型インフルエンザが学生の間で流行しています。
地域の実情に応じた対策をとる必要性がいわれています。
きょうは
Medical Tribune の記事
シリーズ 新型インフルエンザを迎え撃つ/実地医家の備えとは( 第4回)
で治療についての連携で勉強しました。

##医療従事者主導の連携体制が不可欠

##流行前線情報データベース構築
西藤小児科こどもの呼吸器・アレルギークリニック(滋賀県)の西藤成雄院長らは,流行情報の収集と迅速な情報還元を目的に,Webデータベース(DB)を活用した流行情報サイト「MLインフルエンザ流行前線情報データベース」(http://ml-flu.children.jp)を構築している。
小児科医が多く参加するメーリングリスト(ML)により有志医師を募り,2000年冬から運営を行っており,現在は400人程度の有志医師の参加を得ている。


#感染症発生動向調査と高い相関
インフルエンザの流行が始まると,診療現場ではその情報に関心が集まる。
国立感染症研究所感染症情報センターの砂川富正主任研究官が,小児科医が参加するMLで臨床症状だけでなく,迅速診断キットの診断症例について報告し合えば,直ちに情報が共有できることを提案。
つまり,感染症発生動向調査週報(IDWR)のように臨床症状で報告されるよりも,迅速診断キットを用いて,より正確な診断をもとに流行を検討するのが望ましいと考えたからだ。
 
賛同したML参加者から迅速診断キットの診断症例が投稿され,流行状況がMLで取り交わされるようになった。
この提案を知った西藤院長は「MLへの投稿ではなく,Web-DBに症例報告する運用がふさわしいと考えた。
MLでの情報交換をWebベースで実現するために,インフルエンザの1報告が1レコードとして登録できるDBシステムの構築を行い,砂川主任研究官に提案し,Web-DBでの集計に切り替えることになった」と説明する。
このシステムは現在,国立感染症研究所感染症情報センターの谷口清洲第一室長の厚生労働科学研究「国際的な感染症情報の収集,分析,提供機能および我が国の感染症サーベイランスシステムの改善・強化に関する研究」の一環として運営が行われている。

#早期警戒システムとして期待
このプロジェクトに参加した有志医師は,診療でインフルエンザ患者を検出すると,MLで案内されたURLやアカウントで「症例登録ページ」にログインし,当該症例の年齢や性,インフルエンザのタイプなどを登録する。
DBに登録されると,即座に日本地図上の表示や報告数の推計グラフなどの集計に反映される。
日本全国はもとより,都道府県,市町村ごとの集計も行う。地域で有志医師が集まれば,当該地域の検出状況を共有できる。
また,日集計・週集計をMLでも配信し,有志医師に迅速に情報を還元できる。
 
西藤院長は「配信メールにはインフルエンザ関連トピックスも掲載する。
有志医師の診療に直結するサービスの提供に努めている」と話す。
 
これまで9シーズンにおける運用状況を見ると,有志医師数,報告件数,平均報告件数のいずれも増加傾向にある。
こうした有志医師による自主的な報告が実際のインフルエンザ流行を正確に反映しているかどうかを検討するため,同DBと現行のIDWRの比較を行った結果,非常に高い相関を示すことがわかった。


#8月に入り報告件数が急増
同DBは通年運用を行っている。今年夏の傾向について,西藤院長は「新型インフルエンザ流行の徴候が明らかであった。
8月に入ってから件数が急増し,例年の10月末〜11月初旬に近い状態であった(図)。
運営を開始してから,こんな現象は初めてである。まさに,津波が押し寄せるような怖さを感じた」と説明する。

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さらに,「有志医師の協力を得て運用を続ける間に,同DBは自主的な報告でも定量性がよいことが確認され,そして質的な情報も迅速に周知が可能なWebプロジェクトになった。通年運用により,国内どの地域でもインフルエンザの発生を最も早く関係者に伝えることができる。有志医師がさらに増えれば,より早期の発見が可能となる」と期待している。


##発生早期から医療従事者の感染防止を
大阪府吹田市では,2009年5月17日に1例目の新型インフルエンザの感染が確認され,その後は日を追うごとに感染者が増加するとともに感染を疑った多くの者が発熱外来に押し寄せ,大きく混乱した。
同市では早急な対応として一般医療機関でも診療を行えるよう医師会に依頼し,吹田市医師会の小谷泰会長(小谷医院院長)は医療従事者用の抗ウイルス薬,迅速診断キットなどの確保を条件に要請を受諾したという。


#182の診療所が協力
2009年4月25日,世界保健機関(WHO)の緊急委員会から,「国際的に懸念される公衆の保健上の緊急事態」の発表を受け,吹田市では「吹田市新型インフルエンザ対策会議」が開かれ,市の行動計画の第1段階(海外発生期)と位置付け,吹田保健所と吹田市保健センター内に発熱相談センターを設置し,市内の3医療機関に発熱外来を依頼した。
 
5月9日には,海外から帰国した大阪府の高校生ら4人の感染が確認された。同医師会では感染拡大に備え,会員のうち249診療所を対象に診療が可能かどうかを聞くアンケートを行ったが,「可能」は29機関にとどまった。
1週間後の16日に,神戸市で渡航歴のない高校生の感染が確認され,同会議では第2段階(国内発生期)の状況との認識を示した。
ただし,第2段階なら発熱外来で対応できるはずであったが,17日に吹田市で1例目の感染が確認されて以降は感染者が急増。感染を疑う多くの者が発熱外来を受診したことで,外来の対応能力は限界に近付いた。
 
5月20日に市は第3段階(蔓延期)と同様,一般医療機関も診療できるよう同医師会に申し入れた。小谷会長は「他の医師会が一般診療化を行っていない時期で対応に苦慮したが,最終的には発熱外来の機能を生かすために協力体制を構築すべきと考えた」と話す。
もう一度アンケートを行うと,182か所から「診療可能」との回答を得た。意欲を示す医療機関の増加について,同会長は「当医師会では,当時は国内の病原性は高くないこと,H5N1由来高病原性インフルエンザを想定した対応と混同しないことなど,注意を呼びかけるためのポスター配布や正確な情報提供などが会員に理解されたのではないか」と推測した。
 
同医師会では,26日に医療従事者用の治療薬や迅速診断キットなどの確保を条件に市の要請を受諾した。
「受診先は新型インフルエンザ診療に手を挙げてくれた内科や小児科に限らず,眼科や耳鼻咽喉科なども考えられた。治療薬,迅速診断キットなどは医師会の全会員への配布を求めた」(同会長)。
こうして,新型インフルエンザ一般診療が開始された(図)。
現在,患者は増加し続けているが,混乱は見られていない。

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#治療中心への対応切り替えが必要
新型インフルエンザの一般診療化について,小谷会長は「医療従事者感染に特に厳重な対応が必要だ。感染すれば,診療の休止や自身の患者にも感染させて迷惑をかけることになる。医療従事者用の治療薬や迅速診断キットなどを確保しておくべき」と強調する。
また,院内感染防止策については「新型インフルエンザ患者と一般患者との出口と入り口を分ける,または診療時間帯を分けるなどの工夫が求められる。当院では,新型インフルエンザ患者が受診する際は裏口を出入り口とし,院内ではパーティションで仕切られた場所を待合室に設置した」と言う。
 
また,季節性と新型の同時流行が危惧されているが,同会長は「従来の予防中心から治療中心に頭を切り替えるべき。後者は,新型インフルエンザが疑われる者は早期診断したうえでの早期治療・隔離を指す。ただ,オセルタミビルの投与に関しては10歳代の未成年患者には親に説明して承諾が得られれば処方し,服用後2日間は患者の状態を観察するよう指導している」としている。

出典 Medical Tribune 2009.10.1
版権 メディカル・トリビューン社


<コメント>
文中の「オセルタミビルの投与に関しては10歳代の未成年患者には親に説明して承諾が得られれば処方」はザナミビル(商品名 リレンザ)が第一選択の筈です。

<タミフル関連サイト>
#10代にもタミフル、厚労省が例外容認
新型インフルエンザが国内でも流行する可能性が高まっていることを受け、厚生労働省はインフルエンザ治療薬タミフルを、新型インフルエンザ感染が疑われる10歳代にも処方できるとする方針を明らかにした。
30日の衆院厚生労働委員会で、同省健康局の上田博三局長が答弁した。
タミフルを服用した子どもが飛び降りなどの異常行動をする事故が相次ぎ、同省は2007年3月から、原則として10歳代には処方を差し控えるよう、医療機関などに通知していた。
しかし、新型インフルエンザにはタミフルが有効とされ、他に有効な治療法もないため、例外的に使用することを認めることにした。
患者に濃厚接触した子どもに、感染予防のためにタミフルを飲ませることについても、有効性や安全性について十分に情報を提供し、同意を得た上で可能にする考えを示した。
http://www.yomiuri.co.jp/iryou/news/iryou_news/20090501-OYT8T00297.htm
読売新聞 2009.5.1
<コメント>
ザナミビル(商品名 リレンザ)の選択肢についてはまったく触れられていません。
「新型インフルエンザ感染が疑われる」という非科学的なあいまいな表現で、従来は原則禁止とした決定を反故にしてしまう。
タミフルを販売している○○製薬への厚労省の天下り官僚がきっといる筈です。

第一、PCR法による確定検査を開放しない理由の説明が今までにありません。
そしてそのことについて何の要望もしない医療側。
とても変です。

新ワクチン:特例承認はダメ
http://www.npojip.org/sokuho/090914.html

<番外編>
医薬品の効能又は効果等における「成長ホルモン分泌不全性低身長症」の呼称の取扱いについて
http://member.nagoya.aichi.med.or.jp/mem/news/ama_news/shiryou/402/01.pdf

新ワクチン:特例承認はダメ
http://www.npojip.org/sokuho/090914.html

悪魔の薬「タミフル」 中外製薬 厚労省課長が天下り
http://blog.goo.ne.jp/warabidaniyuukoku/e/c8bb2398108e5fd80b011d8c69581e36

タミフル販売元へ天下り
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik07/2007-03-20/2007032015_01_0.html

タミフル(厚生労働省、中外製薬の疑惑)
http://www.pro-s.co.jp/diary/2007/03/post_74.html

厚労省課長、中外製薬に天下り
http://52480.diarynote.jp/200703202312060000/

新薬担当元課長、タミフル輸入販売の中外製薬に天下り
http://blog.goo.ne.jp/namiki_f/e/7193bf04a2ab58f179e12e0ea5da768a

真夜中の緊急記者会見とタミフル関係官僚の天下り
http://shinka3.exblog.jp/5757475/

タミフルに関する大いなる疑問
http://www.enpitu.ne.jp/usr4/bin/day?id=41506&pg=20070321

厚生省幹部の天下り
http://mblog.excite.co.jp/user/yakuji/entry/detail/?id=3736652

天下りは必要悪か?
http://out-of-date.info/blog/archives/entry/2006/000591.html

厚労省天下りでタミフルの異常行動
http://blog.livedoor.jp/swamiyoshimi/archives/50044626.html

【厚労省のカルテ】(5)したたかに受け継がれる天下り
http://sankei.jp.msn.com/life/body/080417/bdy0804170848001-n1.htm

タミフル 中外製薬に天下った厚労省元課長の正体
http://www.asyura2.com/0601/health12/msg/602.html

(いずれもちょっと旧聞に属する内容です)
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by wellfrog3 | 2009-10-04 00:53 | 感染症

高齢者は新型インフルに感染しにくい?

新型に感染したか感染の疑いのある人の死亡は2009.9.22現在で18人となりました。
そこで気になるのは年齢と感染、重症化との関係です。

##高齢者は新型インフルに感染しにくい」を支持するエビデンス
#新型ウイルスに対する交差反応は1920年代生まれがピーク
米国立予防接種・呼吸器疾患センター(NCIRD)のKathy Hancock氏らは,新型インフルエンザ(A/H1N1pdm)ウイルスに対して既にヒトが有している免疫性を評価した結果をN Engl J Med 9月10日オンライン版に発表した。

Cross-Reactive Antibody Responses to the 2009 Pandemic H1N1 Influenza Virus.
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/sites/entrez/19745214

1880~2004年に生まれたドナーから得られた血液サンプルを対象に,新型インフルエンザウイルスに対する交差反応性を検討したところ, 1920年代生まれを中心に一部の高齢者では高レベルで認められたという。
これまで憶測交じりに語られてきた「高齢者は新型インフルエンザに感染しにくい」を支持するエビデンスと言えそうだ。

#近年流行した季節性インフルエンザとの交差反応性は低い
Hancock氏らはまず,2005~09年に季節性3価不活化インフルエンザワクチン接種を受けたヒトから採取した血清サンプルを対象に,マイクロ中和試験を用いて,新型インフルエンザウイルスに対する交差反応性抗体を測定し,ワクチン接種前後で比較した。

その結果,アジュバントが含まれない季節性インフルエンザワクチン接種を受けたサンプルにおいて,抗体力価が4倍以上に増加したのは,生後6か月から9歳の小児55例では皆無,18~64歳の成人231例では12~22%,60歳以上の成人113例では5%以下であった。
また,アジュバントが含まれる季節性ワクチン接種を受けた生後6~59か月の幼児45例においても,抗体力価が4倍以上に増加したのは2%にとどまった。
このことは,近年流行した季節性インフルエンザウイルスと新型インフルエンザウイルスとの交差反応性は,いずれの年齢においても低いことを示している。

一方,次の結果は,より古い時代に流行したウイルスとの間には強い交差反応性が存在することを示唆している。
具体的には,1880~2004年に生まれた匿名のドナーから得られた417例の血液サンプルを検査し,新型インフルエンザウイルスに対する交差反応性抗体の年齢分布を検討した。
その結果,1980年以降に生まれた107例では,40以上の力価のある交差反応性抗体が既に存在していたのは4例(4%)にすぎなかったのに対し,1950年以前に生まれた115例のうち39例(34%)では80以上の力価が認められた。

また,力価の度数として表される抗体反応のピークは,1910~29年に生まれた11例のドナーで認められ,全ての力価が80以上であった。
10年ごとに区切った各年代の幾何平均抗体価(GMT)を直前の年代のGMTと合わせた累積GMTのピークは,1920年代生まれの被験者で認められ,以降は徐々に低下した。

#1976年の豚インフルエンザワクチン接種者で特に強い交差反応
また,1976年に米国人の約20%がA/New Jersey/1976(H1N1)豚インフルエンザワクチンの接種を受けたが,当時25歳以上で接種を受けた成人83例から採取した血清サンプルを対象に,今回の新型インフルエンザウイルスに対する交差反応性抗体を調べたところ,45例(54%)ではセロコンバージョン(抗体陽性化)が認められ,52例(63%)では接種後の抗体力価が160以上にものぼった。

Hancock氏らは「近年の季節性インフルエンザワクチンは,アジュバントの有無とかかわりなく,すべての年齢群において新型インフルエンザウイルスに対する交差反応性抗体反応をほとんど増加させなかった。
また,現在30歳未満の米国人は交差反応性抗体のエビデンスがほとんど認められなかったが,一部の高齢者には交差反応性抗体が既に存在していることが明らかになった」と結論付けた。

出典 MT pro 2009.9.17
版権 メディカル・トリビューン社


<新型インフルエンザ 関連サイト>
#日本におけるインフルエンザ A (H1N1) の新型インフルエンザによる入院患者数の概況
http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou04/rireki/090917-02.html
(1週間毎の入院患者の集計が厚労省より発表されています)
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by wellfrog3 | 2009-09-22 00:30 | 感染症

新型インフルエンザワクチン 2009.9.12

新型インフル、ワクチン1回で効果
豪製薬大手が発表
豪製薬大手「CSL」は11日、自社製の新型インフルエンザのワクチンについて、1回の接種で9割以上の人に免疫を高める効果があったと発表した。

新型インフルエンザは、ほとんどの人に免疫がないため、ワクチンを2回接種する必要があると考えられていた。

同社のワクチンは、日本のワクチンと同じ製法で、免疫を高める添加剤も使用していない。
国産ワクチンについても、国立病院機構が臨床試験(治験)を計画しており、同じ効果が確認されれば、今年度内に1800万人という現在の見込みを超えて、3000万人以上に国産ワクチンを接種できる可能性がある。

同社は、豪州で18歳から64歳の健康な成人240人を対象に、新型ワクチンの治験を実施。通常の季節性用と同じ量を1回接種するだけで、3週間後に、97%が有効な免疫を獲得できた。重篤な副反応は報告されなかった。

国産のワクチンは、10月下旬から接種が予定されている。
国立病院機構の治験結果は10月中旬までにまとまる見込みで、同様な効果が確認されれば、2回接種を1回に変更できる可能性がある。輸入ワクチンの議論にも影響を与えそうだ。
http://www.m3.com/news/GENERAL/2009/09/11/107529/?Mg=772ad19a9f7926d866fddc4cad6341cf&Eml=31ef79e7aaf65fca34f0f116a57fd65d&F=h&portalId=mailmag出典 読売新聞 2009.9.11
版権 読売新聞社


米の新型インフル抑制、人口7割に接種必要
米国での新型インフルエンザの流行を、例年の季節性インフルエンザ並みに抑えるには、人口の70%に予防接種をする必要があるとする試算を米ワシントン大学の研究チームがまとめ、11日付の米科学誌サイエンスに発表する。

研究チームは、今春の感染データなどをもとに新型インフルエンザが家庭や学校を通じて拡大する様子を予想。感染のピークが来る前の9月中旬から子供優先で接種を始め、最終的に人口の70%に接種できれば、流行は季節性並みで落ち着くと結論づけた。
http://www.m3.com/news/GENERAL/2009/09/11/107503/?Mg=772ad19a9f7926d866fddc4cad6341cf&Eml=31ef79e7aaf65fca34f0f116a57fd65d&F=h&portalId=mailmag出典 読売新聞 2009.9.11
版権 読売新聞社


<番外編>
タミフル耐性「新型」、米で人から人へ感染か
インフルエンザ治療薬「タミフル」に対する耐性を獲得した新型インフルエンザのウイルスが、米国で、人から人へ感染した可能性が高いことが分かった。

米疾病対策センター(CDC)が10日、週報で発表した。

タミフルを製造しているスイスの製薬大手ロシュによると、耐性ウイルスは日米などで7日までに13件が報告されているが、いずれのケースも1人の患者から検出されただけで、周囲への感染は確認されていなかった。

CDCは、健康な成人にタミフルを事前に飲ませる「予防的投与」など、耐性ウイルスの出現をまねく過剰使用を控えるよう呼びかけた。

CDCの報告によると、米ノースカロライナ州でキャンプに参加していた10代の少女が7月8日、インフルエンザの症状を訴えた。
同じ小屋に泊まっていた別の少女も11日に発熱、2人からタミフルに耐性を持つ新型ウイルスが検出された。

キャンプ場では、6月から新型インフルが流行、発症していない子供や職員計600人以上が、感染予防のため10日間、タミフルやリレンザを服用した。

2人は、タミフル服用中にもかかわらず発症したため、医師が耐性ウイルスを疑い検査した。
キャンプ場では、ほかにも6人がタミフル服用中に発症。最初の少女からもう1人へ感染したか、別の患者から2人に感染したものとみられる。
http://www.m3.com/news/GENERAL/2009/09/11/107502/?Mg=772ad19a9f7926d866fddc4cad6341cf&Eml=31ef79e7aaf65fca34f0f116a57fd65d&F=h&portalId=mailmag
2009年9月11日 提供:読売新聞


「オンライン請求はインセンティブで」民主党・鈴木議員
9月9日、レセプトオンライン請求義務化撤回訴訟の第1回口頭弁論が横浜地裁で開かれました。その内容は医療維新「原告らは保険医療機関なのか、立証を求めたい」をお読みいただきたいのですが、この日の口頭弁論で一番問題視すべきは、行政・司法当局の姿勢です。

まず行政当局。記事でも紹介しましたが、国が事前に提出した答弁書には、「原告ら全員が保険医療機関の指定を受けていることについて主張立証を求められたい」と記載されています。オンライン請求が義務化される対象は、「保険医療機関」。原告の名前として、住所や氏名等は記載していても、「保険医療機関の指定を受けている」ことを証明する資料は提出していません。
しかし、国民皆保険の日本の場合、大半の医師が保険診療を行っています。
そうではない医師が、今回の訴訟に加わることが想定されるのでしょうか。原告の弁護団団長の田辺幸雄氏は「裁判の引き延ばし」などと、国の姿勢を批判しています。

また9日の口頭弁論は、原告団側からの意見陳述だったのですが、代理人弁護士の小賀坂徹氏が訴状を引用してオンライン請求義務化の問題点を指摘しようとすると、「それは訴状に書いてある」と国側の代理人がさえぎろうとする場面も。当然ながら、小賀坂氏はそれに屈せず、弁論を続けました。その最後に、小賀坂氏は、「医療は診察室で行われている。会議室で行われているのではない」と結び、医療の現場にもたらす混乱を想像することなく、「霞が関」の会議室内での議論でオンライン請求義務化を決定した国を問題視しました。

次に裁判官。
地裁の法廷には3人の裁判官がいます。
しかし、裁判長と右陪席裁判官(傍聴席側からではなく、裁判長の側から見て右側に座っている裁判官)が、時々目を閉じていたのです。意識を集中していた、とは受け取れず、うたた寝しているのかとも思える状況でした。

今回、原告の医師が提訴した相手は国、つまり厚労省。行政による規制・管理が強い医療界。「厚労省を相手に訴訟することには様々な苦労、不安が伴う。それを乗り越えて提訴した意味を考えてほしい」(小賀坂氏)。

民主党は今回の衆議院議員選挙のマニフェストで、オンライン請求の「完全義務化」から「原則化」への変更を明記しています。
政権交代がまさに実現する今、オンライン請求の是非をめぐる議論の場は法廷でなく、政治に移ったという思いが、行政・司法当局にあったのかもしれませんが、真剣に原告の訴えに耳を傾ける姿勢がうかがえなかったことは批判されてしかるべきでしょう。

なお、民主党の参議院議員、鈴木寛氏に9月10日、この件について取材したところ、「義務ではなく、例えば、オンライン請求した医療機関には支払い期間を短縮するなど、インセンティブをつけて誘導する形にする」とコメントしました。
オンライン請求に対してインセンティブを設け、オンライン請求するか否かは各医療機関の選択に任せるというイメージです。
http://mrkun.m3.com/mrq/community/message/view.htm?cmsgId=200909101831146144&msgId=200909101832366331&mrId=ADM0000000


衆議院議員総選挙2009
「日医は選挙結果を真摯に受け止め、反省すべき」
民主党を支持した諫早医師会長・高原晶氏に聞く

http://www.m3.com/iryoIshin/article/107445/index.html?Mg=772ad19a9f7926d866fddc4cad6341cf&Eml=31ef79e7aaf65fca34f0f116a57fd65d&F=h&portalId=mailmag■今回の選挙結果を受け、「日本医師会は、政権与党を支持すると言っていたが、政権交代後はどうするのか」と疑問を投げかける。
今こそ、医師会・医師連盟はそのあり方を再考すべきである。
■今、日本医師会をはじめ、各医師会がすべきことは、今回の選挙結果を真摯に受け止め、反省することではないでしょうか。医師会は風が読めなかった。一般国民・世論と、医師会がここまで離れてしまったのですから、「患者さんの立場を考えて」という自民党支持理由は使えなくなったわけです。
■来年7月には参議院議員選挙が予定されていますが、既に日医は自民党参議院議員の西島英利氏の支持を打ち出しています。今年4月に日医の幹部が、長崎にも説明に来ました。その際、「政権与党が変わったら、どうするのか」と問いかけたのですが、「難しい問題」との返答のみでした。
■都道府県医師会は本来、郡市医師会の声を日医に伝えるのが役割です。しかし、実際には日医の方しか向いていないケースが多い。
■これまで自民党を応援してきて、何がいいことがあったのでしょうか。税制などでは優遇されていた面もあるのかもしれませんが、医療費抑制策が続き、結局、自分たちの首を絞めている政党を支援していたことになります。
■今は医師会も、医師連盟も区別はありません。しかし、医師会と医師連盟は本来、線引きすべきだと思います。今回の選挙は両者の役割を見直すいい機会になったのではないしょうか。



<きょうの一曲> Norwegian Wood 
The Beatles - Norwegian Wood (very rare)
http://www.youtube.com/watch?v=KkcRZSdc8us&hl=ja

Norwegian Wood (This Bird has Flown)
http://www.youtube.com/watch?v=KkcRZSdc8us&hl=ja

he Beatles - Norwegian Wood
http://www.youtube.com/watch?v=lY5i4-rWh44&hl=ja

Norwegian Wood 歌詞
http://beatlesbeatles.blog39.fc2.com/blog-entry-72.html

ノルウェーの森
http://ja.wikipedia.org/wiki/ノルウェーの森
■原題の“Norwegian Wood”が何を意味するか歌詞中に明確にかかれていないため、英語圏の人も一般的に『ノルウェーの森』のこと『ノルウェー製の家具』のことと聞き手のイメージによって二つに分かれているが、このwoodは『森』のことでも『家具』のことでもない。
(以下は余り紹介できない内容ですので、サイトでご覧ください)


<村上春 『ノルウェイの森』>
村上春樹『ノルウェイの森』
http://www005.upp.so-net.ne.jp/Kaede02/sakuhin2/norway.html

村上春樹『ノルウェイの森』の薄気味の悪さ(Ⅰ)
http://elder.tea-nifty.com/blog/2006/05/post_0e40.html

村上春樹氏「ノルウェイの森」初の映画化
http://sankei.jp.msn.com/culture/books/080731/bks0807310749000-n1.htm

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by wellfrog3 | 2009-09-12 00:07 | 感染症